きものマニアックス

すっかりきものにはまってしまった私。きもの、キモノ、着物にまつわるいろいろをつづっていきたいと思います。着物お店情報、アンティークショップ、着物関連本などなど。

毛虫事件と蝶の文様

昨日保育園から次男と家に帰った後に事件。廊下と今の間に掛けてあるレースのカーテンの中ほどに6cmぐらいの巨大な毛虫が!「ぎゃー!毛虫」と私。「うわぁ!」とビビる子どもたち。「どうしよう!」とうろたえた私を見て「僕がやる!」とティッシュをとって、毛虫を捕まえようとする長男。電気をつけ、窓を開け、お兄ちゃんが捕まえるのを助ける次男。どんどん上に登り、手が届かない場所に行ってしまうので、ハエたたきを使い、私が落っことす。すかさず長男が捕まえて、窓の外に放り投げる。
ふぅ。一大事でした。頼もしい息子たちよ。

それにしても毛虫は気持ちが悪い。なのになぜ、蝶になったときはあんなに美しいのか。
私は蝶のモチーフがなぜか好き。
こちらは、蝶をモチーフにした紅型の着物に、蝶が織り出された名古屋帯。金の蝶に白い蝶、そしてひらひらと飛んでいる軌跡のような透けた蝶と、3つの蝶が織り出されています。
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こちらはピンクの縞に蝶が舞い飛んでいる紺地の着物。蝶on蝶もいいですが、やはり蝶には花を組み合わせるのが好き。桜色地に薔薇が描かれた描き帯を合わせました。
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これは、先日買ってしまった浴衣の反物。やっぱり蝶だわ。でもこれが仕立て上がる(仕立て上げる)のはいつになるかしら。
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そもそも蝶って、春の柄なのかな、と思うので浴衣に蝶のモチーフって珍しいのかなと思い、『キモノ文様事典』で調べてみると「現在では飛ぶ姿の可憐さから、振袖や袋帯や浴衣に用いられている」とのこと。なので、季節はあまり関係なさそうですね。それよりもむしろ気になったのが「昔の人は青虫から美しい成虫に姿を変える蝶に呪術性を感じたり、また不死不滅のシンボルとして戦場に赴く武士たちに好まれ、蝶文を紋章にした武士もあったことが文献にある」とのこと。「しかし、蝶を死霊の化身、不吉なものとして蝶文を嫌う人もあって、時代や地方によって吉凶の見方は異なる」んだそうです。

たしかに、蝶の飛び方は、魂がさすらっているようでなんだか妖しくて、それに魅せられてしまうんでしょうね。

テーマ:平成キモノライフ - ジャンル:ファッション・ブランド